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近年、SNSを活用した新たな詐欺手口が次々と明るみに出ていますが、
「頂き女子りりちゃん」(本名:渡邊真衣)
もその一例です。
彼女は男性から高額なプレゼントや金銭を受け取る“頂き女子”として活動し、多くの支持を集めていた一方で、法に触れる行為を繰り返していました。
この記事では、彼女が具体的に何をしたのか、問題となった犯罪行為を3つに絞って解説してみました。
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目次
頂き女子りりちゃんが何したかまとめてみた。法に触れたのは3つ?
詐欺罪

頂き女子りりちゃんは、SNSを通じて男性に恋愛感情を抱かせ、多額の金銭を騙し取る行為により詐欺罪に問われました。
具体的には、3名の男性から合計約1億5500万円をだまし取ったとされています。
詐欺教唆罪

頂き女子りりちゃんは、恋愛感情を利用して金銭を得る方法を詳細に記した「恋愛マニュアル」を販売していました。
このマニュアルをとに詐欺行為が実行されることを助けたとして教唆罪に問われました。
マニュアルでは、ターゲットを「おぢ」と称し、その中でも「見返りを求めずお金をくれる’ギバーおぢ’」を狙うべきとマニュアルで指南していたそうです。
参考
- ①「ギバーおぢ」(良いおぢ):独身で夢や希望がなく恋愛経験が少なく、自分のことより人が尽くすことを考えるため引っ掛かりやすい。信頼関係構築コミットがしっかりできていたら、3桁の頂きがスムーズにできる。
- ②「マッチャーおぢ」(中間):50~250万までなら頂きやすい。
- ③「テイカーおぢ」(くそおぢ):上から目線で自慢話ばかりしてきて、人の話を聞かず、自己中心的。引っ掛からない。
脱税罪

詐欺行為やマニュアル販売で得た収益について、適切な税申告を行なわなかったようです。
したがって脱税の罪にも問われています。
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まとめ
結果的には詐欺などの罪で懲役8年6カ月と罰金800万円の実刑判決が確定しました。
最高裁判所は上告を却下し、この判決を最終的に支持しました。
頂き女子りりちゃんの実刑判決には異なる意見が寄せられており、
- 「水商売との違い」
- 「重すぎる量刑ではないか」
という意見も上がっています。
また獄中で書かれた日記が公開されるなどしていることも注目されています。
転んでもただでは起きないところは見習うべき(?)ところでしょうか。
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