兵庫県知事選挙が佳境を迎える中で、2024年11月14日に新たな音声データの暴露がされました。
暴露をしたのは、SAKISIRUチャンネルの新田哲史さん。そして暴露したのは、
です。
片山元副知事が想定7人の記者から激ヅメされている音声データの生々しい様子を解説します。
(ネタ元の動画は41分ありますので、音声データの部分を抜粋しています)
片山副知事の音声データ詳細!
――10月25日の百条委員会、片山前副知事が奥谷委員長らとの質疑を終えた後、県庁内で報道陣のぶら下がり取材に対応。質疑内容についてのやり取り。
NHK記者が片山副知事を激ヅメ!
私は公益制の必要があるということで、一つはクーデターとかの不正な資料、不正な目的が示された資料、二つ目は人事の不満が示された動機が分かる資料ということがありましたが、三つ目の本人の不倫日記ということに言及したときに…
ちょっとお待ちください!ちょっと静止します。個人的情報をやめてください!
そこのところで止められましたので、今日はこれで帰りということになります。
その時点の関係で委員長から指摘を受けましたので帰ります。ですから帰りますので、個別にもしお話があれば、個別に会議内に聞いていただけたらそれで結構だと思いますので、そこだけでございます。以上でございます。ここでは終わりにしています。
ちょっとお待ちください。NHKですけれども、そういうふうに答えていただけるという設定で、調整で私は今日待っていましたので、ここで質問に答えていただけますか
本人が委員長から複数の女性職人と不倫したという…
そんなことは聞いていないです!そんなことは聞いていないです!
私たちは今日質問します。今日どういう質疑があったのか、個人情報は含めずに発表されているのですか
でもそれも含めてですね。
局長の個人情報は言っているのですか。
それも含めましてですね。
全員から委員長から何も答えるなと言われましたので、それについてはやっぱり一定尊重しなければいけないとは思っております。
従いましてその関係今ご質問はございましたけれども、ちょっと申し訳ないけれども、今日はお答えできないというふうなことで、今ちょっと個人情報におきましてですけれどもその点については、なぜ止まったかということをご理解いただけるためにしゃべっただけでございますので、その点理解いただきたいと思っております。
それで皆さん方にご報告は途中で中断になったということで、しかも秘密扱いにするという通告を受けたところでございます。以上です。
- 公用パソコンにある本人の不倫日記ということに言及したときに発言を止められた
- 全員から委員長から何も答えるなと言われた
- なぜ発言を止められたかということを理解してもらうためにしゃべった
朝日新聞?読売新聞?記者が片山副知事を激ヅメ!
(不倫について言及したことに)
どう責任とるんですか?我々も含めて。
だから私としてはそういうところにならないような、どういうものだという趣旨でいっただけであって、それらが要素によって…
ならないようになるから、これまで触れられなかったんじゃないですか。
皆さん、だから多分その委員長が止めたっていうのはそういうことだと思うんですけど、特定される恐れがある場合、配慮しなきゃいけなくなるんじゃないですか。
それは私は十分配慮して話をして、そんな隅々の話までの特定ということにまでいかないように、私は配慮して話をしようとしてやってたつもりだったんですけれども、
片山さんとしては今日おっしゃったことがね。プライバシー情報が秘密にすると言われたことが納得いかないから我々の前でそれを積極的に今日お話ししたい。そういうこと?
いや、そこまでではなくて私は全部一通り話がしたかったということで、今日来てたのに止まったということがあって、なんで止まったかということを説明するために言及したということです。
その言及としてご説明の中で、結局プライバシー情報を一部喋ってしまっているとなんですけども、そこはもちろんお考えとして百条に秘密するという考え方に反して納得できないから私は私の考えで、情報公開するということなのかな、と?
いや、みだりに情報公開するつもりは一切ありません。ただ必要な情報についての釈明を百条委員会でしていたと、こういうふうな形になりますので、だからそれを止められたというのが私としてはなぜそれを止められたことになるのかな、ということで不満であったというふうに申し上げていると思います。
やっぱりその秘密に今日のご説明内容が自身としては何ら県民局長と関係されたプライバシー情報に関わってくる方々にとって、問題があるとは考えていない。
問題があるとは考えていない。ですが、それが分からないような範囲内だけを説明するというふうに注意したつもりです。はい。
さっきの発言で一番最後、不倫という言葉がありましたけど、それは地方公務員法違反に、今、現職ではないですけど、その時に知り得た情報をこういう場でしゃべったことは該当しないんですか。
私の場合は地方公務員法の適用外になっています。そこの情報は関係ない。
情報は関係ございません。特別職でございますんで。それを分かった上でひどいことにならないような配慮をしてやっているというつもりはやっております。
元副知事として、職員の方を守るという意識があってしかるべきだということですけど、そういったことは?
それはやっぱり職員を守るということと、もう一つは、公益性をなく、今100条が進んでいることとを比較して一定最低限のことでお話をせないかんと思っておりまして、要はどういうものがパソコンの中にあったのかということだけに限定してしゃべるということでしゃべらせていただいたと思いますので、みだりに公開するとか、そういう意識は全くございません。
ちなみに勤務時間中の不倫というのは処分の要件になっているんですか。
勤務時間中にそうしたら職務専念義務違反になりますから、
不倫なのか、それとも文章を作ったことが、処分の中に勤務時間中の不倫が入っているということ?不倫じゃなくて文章を作ったことが?
いやいや不倫じゃなくて…文章を作ったことですね。職務専念義務違反ということで5月7日の時に説明をさせていただきました。
職務専念義務違反の何をしていたかというのは不倫じゃなくて、不倫に関する文章を作ったこと?
それではっきり説明をしております。それではっきり説明をせいしております。
わかりました。
認識について伺いたいんですけども、例えば、生放送生中継、あるいはライブ配信されている可能性があったのか、ちょっとわからないことがあったりとか言っているのか、そのご認識がありますか?
いや全部あったかどうかについては、今のあれでは私は詳しくしゃべるつもりはなかったですから、その状況については内容がいかなるものかということですから、詳しい中身を説明するということは先ほどの話の中で取り上げておりますし、本番でも喋っておりませんが、喋らないつもりでやっておりますので、概要がどういうものだとか、つまり概要がいかがのものかということを喋るという認識でおりましたので、それはあくまでも概要であるというふうに考えているところであります。
その特性というのは今日そのライブ配信で強く話をしたいという可能性ですね?
認識があったかどうか、そこまでの認識はちょっとあったかどうか分かりません。
いま現在でもいろいろなトラブルというか結果としてその概要を説明すべきだという考え方が変わりないですか。
理由はやっぱり説明せざるをしゃあないと思いますね。
では今後も止められた説明は続く?
いや、止められたらその時々の状況によって判断を変えていかざるを得ないと思っておりますね。
少なくとも概要を説明するということ自体は問題はない?
概要を説明することは問題ないと思っております。
概要の中に(早口で聞き取り不能)出てくること自体が元局長のプライバシーに関わっているんですけど、その点は弁護士の先生と相談しなかったんですか
弁護士先生と相談しております。
した上で、いいというおっしゃったんですか?
それはやっぱり公益上の必要性が今回の場合についてはあるだろう、ということであるということで話をさせていただいて、ただし個人の特定とかそういうのことはダメだということは強く思います。
最低の特定をなしにしてもですね、元局長のプライバシーにかかることじゃないですか。それをそこではいったプラスここの報道陣の前でおっしゃることについては、弁護士の先生もそれでいいとおっしゃったんですか。
それについて概要ということについて限定の中で行うということについては私は相談申し上げております。
それでいいということですか?
だから、個人の特定とかそういうことについてはダメだということでは強く注意をされておりました。
相手の特定関係なく元局長が不倫したということ自体がプライバシーに関わることじゃないですか。
文書の…パソコンの中に入ったものを説明しているだけですよ。
(複数会話錯綜)
もし特定に動くあれがあって、もし亡くなったりしたら、どう責任を取られるんですか。その辺は大丈夫なんですか?弁護士さん本当に?特定されて、もしその方が精神的におかしくなったりしたとき、どうされるんですか?その場合、その辺まで考えてなかったんですか?
特にこういう放送でバッて言うのは百条委員会秘密会で取り扱ってっていうのは、聞かれたから答えたとかも分かりますが、今一方的にあそこだけ取り取って本当、それこそ生放送で言ってたりしたら、どう責任取られるんですか。本当に。
ですから、それの支障がないように…
それがあるから放送できないんじゃないんですか!各社さんも特定されてしまう可能性があるから、そういう部分で。
なるほど
いろんなものが出てるわけじゃないですか。憶測も含めて。だからネットで調べられて特定されてどうするんですか。本当に。
だから憶測もありますから、私としてはですね。その部分でパソコンの中に何が入ってるかについての概要を示させていただく、ということで対応させていただいている。
概要を言うことで、公益性も分かりますよ。その間をとってどこを守らないといけないかというのがあるじゃないですか。
その公益性との間で今弁護士さんとも相談しましたけど、ここまでだったらいけるだろうなということだけを話しさせていただいたということです。私はそう思っています。
弁護士さんもその認識できますか?
難しいところですけれどもね、非常に難しいところですけれども、やはり、これだけ処分の正当性とかそういうところがあったときに、処分の理由の中にパソコンにあるものがどういうものだったのかということが争点になっている以上、やっぱり概要を説明するのは仕方がないんじゃないかな。それはやはり公用パソコンの中にあったものなので、プライバシーは非常に考えないといけないし、名誉的なものも考えないといけないのも、それも十分承知しているんですけれども、
ただ今おっしゃったような、今後ネットで探索されたり、というのは確かに非常に重たいことなので…
確かに非常に重たいことなので、そこはちゃんと伝えなきゃいけなかったんですか。話すときにそこは。まずはじめに…(聞き取り不能)そういうのがなくて一方的に言ってたら探せみたいなような捉え方されますよ。そこは弁護士さんが止めないといけないじゃないですか?
わかりました。それは陳謝します。
最初に時の出だしが非常にまずかったことについて、先ほどちょっとアドバイスもあって各社さんに呼びかけさせていただいた。
そういうことになりますので、申し訳なかったと思う。
出てきたところのあれでそのままの流れになってしまったことについては大変申し訳なかったということです。
(この後も生々しいやり取りが続くが、速報版ではここまで)
- みだりに情報公開するつもりは一切ない
- 概要(分からないような範囲内だけ)を説明する
- 弁護士と相談し、配慮をしたうえで発言している
- 個人の特定はダメ
まとめ
というわけで、片山元副知事としては、個人が特定されないように配慮したうえで、
パソコンの中身の概要の説明、つまりは、
西播磨県民局長が自ら命を〇〇した理由
について、非常に重要な要素であるから、必要な部分については説明したい、ということのようです。
弁護士とも相談しているようですから、法的にも配慮していると思われます。
弁護士も、
処分の理由の中にパソコンにあるものがどういうものだったのかということが争点になっている以上、やっぱり概要を説明するのは仕方がない
とおっしゃっていますね。
すべてを音声で確認したいという方は以下のリンクからご確認ください。
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