西播磨県民局長の告発文全文とポイント7選!根拠はあったの??

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兵庫県の斎藤元彦元知事が失職した原因となった、

西播磨県民局長の告発文

最近はまた新しい情報が出てきていますが、あらためてまとめておきます。

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目次

西播磨県民局長の告発文のポイント7選

1)五百旗頭真の寿命を縮めた

告発文によると

公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構の理事長を務める五百旗頭真(いおきべ・まこと)神戸大学名誉教授に対し、片山安孝(かたやま・やすたか)副知事から、副理事長2人の任を解く方針を通告し、これに対し、五百旗頭理事長は憤慨しておられる様子であり、翌日、急性大動脈解離のため急逝された

告発文によると、公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構の理事長を務める五百旗頭真が亡くなったのは、

「副理事長の2人を解任したから」

だそうです。

副理事長を解任したから理事長である五百旗頭さんが急逝?

上記は当時の片山副知事五百旗頭真氏の会話の議事録のようです。

片山副知事

五百旗頭理事長は〇〇歳になり、県の内規では役員から外れていただく年齢だが、震災30年を迎えるに当たり、特にあと1期理事長としてご指導いただきたい

五百旗頭理事長は、あと1年理事長としてご指導いただきたい

五百旗頭理事長は解任されていません。

解任されたのは、五百旗頭理事長の下の役職である副理事長です。

「これはうれしくない話」

と発言されたのは、部下である二人(河田・御厨)が解任されたことに対しての発言です。

五百旗頭真理事長は部下の二人が解任されたことで死ぬのが早まった

これが告発文の1つ目です。

2)2021年の知事選挙での事前運動の疑い

告発文によると

②知事選挙に際しての違法行為
 令和3年7月18日執行の兵庫県知事選挙に際して、兵庫県職員である井ノ本知明、原田剛治、小橋浩一、三宅隆之は、選挙期間以前から齋藤元彦立候補予定者について、知人等に対する投票依頼などの事前運動を行った。三宅氏は自分の居住地である三木市役所幹部等に対して「自分は選挙前から齋藤のブレーンだった。お前ら言うこと聞けよ」と恫喝している。
◯公職選挙法違反、地方公務員法違反
また、選挙公約の作成、選挙期間中の運動支援など、多岐にわたり選挙運動を手伝った。
〇地方公務員法違反
その時の論功行賞で、この4人はそれまでの人事のルール無視でトントン拍子に昇任。結果的に彼らが行ったことを裏付けすることとなっている。

上記の中での重要な部分は、

2021年の兵庫県知事選挙で、兵庫県職員である井ノ本知明、原田剛治、小橋浩一、三宅隆之は、選挙期間以前から齋藤元彦立候補予定者について、知人等に対する投票依頼などの事前運動を行った。

という部分かと思いますが、なぜか斎藤元彦氏の名前が存在しませんね。

兵庫県職員である井ノ本知明、原田剛治、小橋浩一、三宅隆之は、選挙期間以前から齋藤元彦立候補予定者について、知人等に対する投票依頼などの事前運動を行った

というのが告発文の2つ目です。

3)次期知事選の投票依頼

告発文によると

③選挙投票依頼行脚
 令和5年下半期から齋藤元彦兵庫県知事は、次回知事選挙時の自分への投票依頼を始めている。産業界については原田剛治産業労働部長が随行。
 具体的には、令和6年2月13日に但馬地域の商工会、2月16日に龍野商工会議所へ出向き、投票依頼したことを確認している。その他の市町の商工会議所、商工会へも働きかけを行っている様子。
〇公職選挙法違反、地方公務員法違反

告発文の3つ目は、

令和5年下半期から齋藤元彦兵庫県知事は、次回知事選挙時の自分への投票依頼を始めている。
令和6年2月13日に但馬地域の商工会、2月16日に龍野商工会議所へ出向き、投票依頼したことを確認している。

ということです。

一応、兵庫県のホームページでアンケートを確認してみました。

記名あり:人づてに聞いた(4件)
     知らない(4件)

記名なし:目撃等により実際に知っている(2件)
     目撃等により実際に知っている人から聞いた(5件)
     人づてに聞いた(26件)
     知らない(16件)

なんとも言えませんが、大半の人は「人から聞いた」情報なんでしょうか。

一応目撃等により実際に知っている(2件)の内容を詳しく確認しましたら、

  • 知事選公示前に斎藤知事と旧県議(2023年落選)とが県機関を巡回。「よろしくどうぞ」ということであった。
  • 投票依頼をしたかは不明

これって投票の呼びかけなのでしょうか???実質0件?

4)おねだり体質

維新ペディア
告発文によると

④贈答品の山
齋藤知事のおねだり体質は県庁内でも有名。知事の自宅には贈答品が山のように積まれている。
(例1)
令和5年8月8日、兵庫型奨学金返済支援制度利用企業の視察として訪れた加西市の株式会社千石(アラジンのトースターで有名)における出来事。周囲にマスコミがいるため、千石の幹部から贈呈された高級コーヒーメーカーをその場では「そんな品物は頂けません」と辞退。一方、随行者の原田剛治産業労働部長に向かって「みんな
が見ている場所で受け取れるはずないやろ。失礼な。ちゃんと秘書課に送るように言っておけ!」と指示。後日、無事にコーヒーメーカーをゲットしている。片山副知事のご子息が千石で勤務しているという話もある。
(例2)
令和5年7月にトレック・ジャパン株式会社と兵庫県はスポーツ連携協定を結んだ。そして、ヘルメット着用のキャンペーンを展開している。そのPR用の写真はトレックのロードバイク(約50万円)に跨がる知事。そのバイクは撮影の後、知事へ贈呈された模様(偽装的に無償貸与の形をとる、ほとぼりが冷めるまで県庁で保管するなどの小細工がなされているかも知れません)。特定の営利企業との包括協定は、企業にとっては絶好のPRとなり、その見返りとしてのロードバイクの贈呈となると完全な贈収賄である。
これらは全て井ノ本県民生活部長のアレンジ。
(例3)
神崎郡市川町からは、特産品のゴルフのアイアンセット(約20万円)が贈呈されている。しかも、使いにくいからと再度、別モデルをおねだりしたという情報もある。特別交付税(市町振興課所管)の算定などに見返りを行った可能性がある
現市町振興課細川敬太課長は知事と同じ総務省からの出向にも関わらず、知事から考えられないくらい冷遇されているが、その辺りを付度しなかったことへの面当てかも知れない
(例4)
知事は驚異の衣装持ち。特にスポーツウエア。メーカーにすれば知事は動く広告塔。これも貸与だと言えるのかどうか。特定企業(例えばアシックス)との癒着には呆れるばかりである。
そもそも、視察先やカウンターパートの企業を選定する際には、”何が貰えるか”が判断材料だとか。企業リストには備考欄があって、“役得”が列記されているとか
そして、とにかく貰い物は全て独り占め。特産品の農産物や食品関係も全て。あまりの強欲、周囲への気配りのなさに、秘書課員ですら呆れているという噂。もちろん、出張先での飲食は原則ゴチのタカリ体質、お土産必須。そのため、出張先では地元の首長や利害関係人を陪席させて支払いをつけ回す。出張大好きな理由はこれ。現場主義が聞いて呆れる。

私自身も全文読むのは初めてですが、

おねだり疑惑については、例1~4まであって、例2~4の3つは伝聞もしくは憶測で書かれています

例1のコーヒーメーカーについては、

告発文書が出回った後の今年4月、未開封のまま同社に返却したとした。

産経新聞

おねだりしたなら使っていてもいいと思いますが、なぜか未開封だったんですね。

おねだりの例を4つ挙げられている。(うち3つは伝聞もしくは憶測?)

というのが告発文の4つ目です。

5)政治資金パーティー

告発文によると

⑤政治資金パーティ関係
令和5年7月30日の齋藤知事の政治資金パーティ実施に際して、県下の商工会議所、商工会に対して経営指導員の定数削減(県からの補助金カット)を仄めかせて圧力をかけ、パー券を大量購入させた。実質的な実行者は片山副知事、実行者は産業労働部地域経済課福田靖久課長。
また、兵庫県信用保証協会古川理事長、岡専務理事による保証業務を背景とした、企業へのパー券購入依頼も実行された。古川理事長は片山副知事から県職員OBによる齋藤知事後援活動の責任者を依頼され、交換条件として厚遇の信用保証協会理事長に異例の抜擢をされていた。
この件は準公的な機関である保証協会を舞台にした政治活動なのでさすがに危険を感じたのか、古川理事長は1年で退任し、みなと銀行の監査役へ行くようである。みなと銀行の服部会長と片山副知事は白陵高校の先輩後輩。
今後、県からみなと銀行へなにがしかの利益供与があるものと思われる。

告発文の5つめは

齊藤知事が圧力をかけてパーティ券を大量購入させた。

ということですが、実行役の片山副知事のことばかり書かれているようにも感じますが、事実はどうなんでしょうか。

裏付けはあるのかな?

一応念の為、兵庫県のホームページでアンケートに目を通してみましたが、

ほぼ全部が「聞いたことがある」「知らない」であり、

実際に見聞きしたことがある人はいませんでした。

6)阪神タイガース優勝パレードの協賛金

告発文によると

⑥優勝パレードの陰で
令和5年11月23日実施のプロ野球阪神・オリックスの優勝パレードは県費をかけないという方針の下で実施することとなり、必要経費についてクラウドファンディングや企業から寄附を募ったが、結果は必要額を大きく下回った。
そこで、信用金庫への県補助金を増額し、それを募金としてキックバックさせることで補った。幹事社は但陽信用金庫。具体の司令塔は片山副知事、実行者は産業労働部地域経済課。その他、神姫バスなどからも便宜供与の見返りとしての寄附集めをした。パレードを担当した課長はこの一連の不正行為と大阪府との難しい調整に精神が持たず、うつ病を発症し、現在、病気休暇中。しかし、上司の井ノ本は何処吹く風のマイペースで知事の機嫌取りに勤しんでいる。
〇公金横領、公費の違法支出

告発文によると、

プロ野球阪神・オリックスの優勝パレードの必要経費について、信用金庫への県補助金を増額し、それを募金としてキックバックさせた

というのが6つめです。

これが本当ならば犯罪になると思いますが、立件されているのでしょうか。

一応念の為、兵庫県のホームページでアンケートに目を通してみましたら「目撃等により実際に知っている」という回答が2つありました。

当該補助金の補正予算は査定途中で、1億円から片山副知事の鶴の一声にて3億円増額されており、これが告発文書のパレード寄付金へのキックバック額と合います。理屈のない積算など認めないはずの財政課の査定経過にも残っているはずです。なお、知事、副知事の答弁の「前年度予算より減額になっており増額などしていない」は、上記の通り詭弁でしかありません。不必要な補助金予算が副知事指示により増額されています。

兵庫県

●●●●●●にパレード終了した際、お疲れ様でしたと声掛けしたら、なに言ってんの。これからが大変なんや。全然寄付が集まってないんや。本当にヤバい事になる、と漏らされていた。

兵庫県

これ以外は、人から聞いた伝聞情報か、知らないのいずれかです。

目撃情報(?)としては上記の2つですね。

7)パワハラ

告発文によると

⑦パワーハラスメント
知事のパワハラは職員の限界を超え、あちこちから悲鳴が聞こえてくる。
執務室、出張先に関係なく、自分の気に入らないことがあれば関係職員を怒鳴りつける。例えば、出張先の施設のエントランスが自動車進入禁止のため、20m程手前で公用車を降りて歩かされただけで、出迎えた職員・関係者を怒鳴り散らし、その後は一言も口を利かなかったという。自分が知らないことがテレビで取り上げられ評判になったら、「聞いていない」と担当者を呼びつけて執拗に責めたてる。知事レクの際に気に入らないことがあると机を叩いて激怒するなど、枚挙にいとまがない。
また、幹部に対するチャットによる夜中、休日など時間おかまいなしの指示が矢のようにやってくる。日頃から気に入らない職員の場合、対応が遅れると「やる気がないのか」と非難され、一方では、すぐにレスすると「こんなことで僕の貴重な休み時間を邪魔するのか」と文句を言う。人事異動も生意気だとか気に入らないというだけで左遷された職員が大勢いる。
これから、ますます病む職員が出てくると思われる。
◯(職員からの訴えがあれば)暴行罪、傷害罪

告発文の7つ目はパワーハラスメント。

知事のパワハラは職員の限界を超え、あちこちから悲鳴が聞こえてくる。

ということで、具体的な例はテレビなどで見聞きしたことがあるものばかりです。

こちらも一応、兵庫県のホームページでアンケートを確認します。

「目撃、経験等により実際に知っている」と回答された方は、

記名:26件
無記名:42件

で、合計68件でした。

伝聞を入れるとかなりの件数になります。

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まとめ

兵庫県の知事だった斎藤元彦さんへの、西播磨県民局長の告発文をまとめてみました。

西播磨県民局長の告発文
  • 五百旗頭真の寿命を縮めた
  • 2021年の知事選挙での事前運動の疑い
  • 次期知事選の投票依頼
  • おねだり体質
  • 政治資金パーティー
  • 阪神タイガース優勝パレードの協賛金
  • パワハラ

告発文は以上の7つでした。

告発文の一言一句をよく読んで、自分なりに解釈していただくといいと思います。



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この記事を書いた人

中堅の不動産業者10年、超大手不動産業者10年、独立開業後8年のキャリアを持つ、不動産屋の営業マンです。

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