麻生太郎氏と石破茂氏の関係が
と言われることが多いですが、その理由は何なのでしょうか?
この記事では、二人の関係が悪化した具体的なエピソードから解説してみます。
麻生太郎と石破茂が仲悪い原因は?
「麻生さんが総理大臣、私(石破)が農林水産大臣でね。もうこのまま麻生さんでいったら、自民党って3分の1になっちゃう、って言われたことがあった」とし「これは本当に大臣にひきたててもらって、こんなこと言うのもいけないんだけど、『総理、ここは一度身をお引き下さい』って私、言いに行ったんですよ」と麻生氏へ退陣を迫ったことを明かした。
スポーツ報知
つまりこういうことです。
2008年9月に麻生太郎が総理大臣になる
2008年9月に石破茂が農林水産大臣に任命される
もともと第一次安倍内閣、福田内閣が続けて政権を投げ出したと言われ、自民党の評価が下がり、自民党が過半数に満たないねじれ国会の中、麻生太郎氏は総理となりました。そんな中で、麻生氏の漢字の読み間違いなどから批判を浴び、支持率が下がってきた。
石破茂を農林水産大臣に任命した麻生太郎氏に、任命された側の石破茂が退陣を要求した。
上記のような流れから考えれば、麻生太郎氏が石破茂氏を嫌いになるのはごもっともです。
麻生太郎氏の立場であれば誰だって怒りますよね。
麻生太郎の激怒事件とは
と強く反発し、石破氏との関係が悪化。
この出来事は、麻生太郎氏と石破茂氏の間に深い溝を生みました。
石破茂氏の裏切り行為3選!
裏切り行為①:不信任決議案
1993年当時の宮沢内閣に対し、石破茂氏は自民党に所属しながらも内閣不信任決議案に賛成しました。
さらに選挙では、党の公認は得られませんでしたが、逆に多くの支持を集めて、鳥取全県区でトップ当選をしました。
つまり、
裏切り行為②:自民党を離党
1993年に自民党は政権の座から転落しました。
石破茂氏は連立政権の選挙制度改革案に賛成票を投じ、自民党を離党しました。
と捨てぜりふを吐いたと言われています。
その時の麻生太郎氏の心境はどんな感じだったでしょうか。
裏切り行為③:自民党へ復帰
1996年に自民党が与党に復帰しました。
そしてその翌年1997年に石破茂氏は自民党に復党しています。
このように思われているようですね。
まとめ
再度、時系列でまとめます。
自民党の議員でありながら、内閣不信任案に賛成した
「私はね、政権与党にいたいんです。自民党の歴史的使命は終わった」 と捨てぜりふを吐いて離党した
翌年の1997年3月に自民党に復党する
麻生内閣発足、石破茂氏は農林水産大臣に任命される
農林水産大臣に任命した恩を忘れたかのごとく、総理に退陣を要求した
あくまでも想像ですが、麻生太郎氏が石破茂氏を嫌っている理由としては、
麻生太郎氏はおそらくはこんな感じで石破茂氏を嫌っているように見えます。
「麻生太郎と石破茂が仲悪い」というよりも、麻生太郎氏が石破茂氏を一方的に嫌っているのかも知れませんね。
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