斎藤元彦現知事の逮捕の可能性は「将来的にある」と考えていいと思われます。
以下にその可能性を示していきます。
斎藤元彦の逮捕の可能性は?
世間をパワハラなどで騒がせている、兵庫県知事の斎藤元彦氏。
西播磨県民局長は7つの疑惑で告発していましたが、その中の最大の疑惑が
「キックバックによる寄付」
報道ではパワハラに注目が集まっていますが、西播磨県民局長が本丸としていたのは、キックバックによる寄付のようです。
他にも逮捕案件と考えられる物があるので、それについても考察していきます。
可能性1 背任罪・職権濫用罪・贈収賄罪
元兵庫県明石市長の泉房穂氏は「キックバック疑惑」が事実であったとするならば、
- 背任罪
- 職権濫用罪
- 贈収賄罪
「背任罪」「職権濫用罪」「贈収賄罪」
に当たる可能性を示しています。
その疑惑を以下で説明しますが、これが事実だとすると、県民の税金を不当な使いみちで使っていることになります。
キックバック寄付の疑惑
上記は、阪神タイガース・オリックスバファローズの優勝パレード予算の収入の部分です。
問題となっているのは、赤い四角で囲っている部分です。
当初はパレード予算をクラウドファンディングで集める予定をしていたのですが、予定より資金が集まりませんでした。
そこで足りない分を協賛企業から「協賛金・寄付金」といいう形で資金集めをしたのですが・・・
その寄付金の原資を県補助金という形で特定の企業(信用金庫と言われている)に「中小企業経営改善・成長力強化支援事業」として補助金を出したそうなのです。
上記の赤枠部分がそうです。
金額は4億円!
これってかなりヤバイですよね。
4億円もの県民の税金を不当に利用したことになります。事実だとしたらこの罪は重いですね。
まさかとは思いますが、寄付金を利用して、パレード運行関係の会社からさらなるキックバック・・・
・・・ないことを祈ります。
もしも背任罪が認められたら
ということで、懲役刑もありうるということになります。
これはチョー重い罪なのですね。
可能性2 公益通報者保護法違反
公益通報者保護法とは、公益のために通報を行った労働者や役員が不利益な取扱いを受けることがないよう、保護を図るための法律です。
引用:契約ウォッチ
お亡くなりになった西播磨県民局長は、キックバック疑惑も含め、公益のために通報を行ったにも関わらず、不利益な取り扱いを受けました。
もしもこれが斎藤元彦氏による指示だとしたら、公益通報者保護法に違反していることになるでしょう。
公益通報者保護法違反が確定したら
ということで、懲役刑はありませんが、刑事罰が課され、前科がつくということですね。
可能性3 地方自治法違反
すでに百条委員会が設置され、斎藤元彦氏への尋問が始まっていますが、
宣誓した関係人が虚偽の陳述をしたときは、3箇月以上5年以下の禁錮に処せられる(同法第100条第7項)。
引用:Wikipedia
もしも百条委員会での斎藤元彦氏の証言が、
「事実と異なっていたとき」
そしてそれが虚偽の陳述と認められた場合は、地方自治法違反に問われることになります。
地方自治法違反になったら
ことになるという、たいへん重い罪です。
まとめ
毎日のように、報道番組やワイドショーで名前の出ない日がないと言っていいくらい有名になっている、
「兵庫県知事 斎藤元彦」
ですが、逮捕される日は来るのでしょうか。
県税を他の用途で流用している疑惑があるのですから、捜査本部が設置されてもおかしくないように思います。
捜査本部が設置されていないところを見ると、まだまだ疑惑は薄いと見るべきなのでしょうか。
早期に真実が明らかになることを県民の皆様は願っていることでしょう。
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